油には精製していないごま油やエクストラバージンオリーブオイルなど、原料の味や香りを活かしたものや、ハーブを漬けるなどして油に香りや味わいを移したものがあります。油自体に風味があり、料理の仕上げに使って楽しむこともできます。油は、使い方次第で調味料としても使うことができるのです。
基本的に油は無塩ですが、油の種類によっては、油自体の香りや味わいが食欲をそそったり、お料理全体の風味を強く感じると、いつもより塩が少なめでも食事の満足感を感じることも。ニンニクの香りを油に移したり、とうがらしを使った辛味オイルなどは普段の料理にもよく使われていますね。パンやサラダ、冷ややっこなどにフレーバーオイルなどをかけるのも、香りでおいしくいただける1つのアイディアです。香りや味わいのあるフレーバーオイルで、お料理の風味をアップするアイデアをぜひ試してみてください。
とうがらしやペッパー、ローズマリーなどハーブを使った自家製のフレーバーオイル。レストランなどでも見かけますね。ピザやパンにつけて食べると美味しいのですが、注意点!油の継ぎ足しは、風味が弱まるリスクがありますので避けましょう。 また油は光でも劣化しますので、透明な瓶の場合は アルミホイルなどでくるんで保管するのがベター。 あくまで油の基本は「鮮度が命」できるだけ早く使い切って、フレッシュな油と香りを楽しんでくださいね。!